FOLKVANG 「World of Wisdom」
2006年 Belarus

Wind氏なる人物によるひとりPagan Black Metalプロジェクトの1stアルバム。全7曲54:45。ちなみにノルウェーに同名Folk/Black Metalバンドがいた(現在既に解散)。このCDヴァージョンは再発盤で、オリジナルは2004年リリースの500本限定カセットテープだったようだ。
割と大作志向のようで、#1は8:48、#5は10:29という長さ!他の曲も6分以上の曲が2曲。
ちなみにラスト2曲はボートラのようで、「Dunkelheit」 (BURZUMカヴァー) と「One Rode To Asa Bay」 (BATHORYカヴァー)が収録されている。
オリジナル曲もBURZUMやBATHORYを彷彿させるPrimitiveかつメロウなGtリフが特徴的だ。
#1イントロの荒涼感溢れるGtフレーズなどまさにBURZUMチック!その後薄メロPrimitiveなリフと裏打ち疾走がメインでしばらく続く。Voは地の底から叫んでいるような邪悪Grim Voice。終盤ではスローテンポに。
#2も裏打ち疾走から始まるが、こちらのほうがよりパワフルだ。やはり薄メロPrimitiveなGtが印象的。
#3は美しく叙情的なアコギ・ソロから始まる。本編はミドルテンポ。うおっ5:23からのGtメロいい!!
#4も前半は裏打ち疾走。こればっかだな(笑)。後半はスローテンポ。ここでのGtがかなり聴かせる!!4:08から再び疾走!!
大作#5もアコギから始まる。でまた裏打ち疾走(笑)。曲構成がパターン化してしまっているな……まあ好きなスタイルではあるからあまり気にならんが。リフの感触こそ違うが初期Rotting Christっぽくもあるな。

バンド名からFolk色濃厚な音を想像していたのだが、ほとんどそれは感じなかった。
FOLKEARTHみたいな音を期待しないように(笑)。


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2008/07/11 22:01 | F | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
Fourth Monarchy 「Amphilochia」
2007年 Italy

お日様入りロゴが初期VINTERSORGみたいですな(笑)。
Key入りトリオ編成(KeyがBa、Vo兼任)Black Metalバンドの1stアルバム。全9曲40:24。Key&Ba&VoはENETH、DrはTANISTのメンバーでもある。
German BlackやAustrian Blackを思わせる程良くメロウなGtリフ、部分的に導入されている劇的効果抜群の壮大なKeyが特徴か。腹の底から絞り出すような絶叫Grim Voも印象的だ。
#1はそのKeyのドラマティックさが際立った、ツカミに相応しい曲である。うおっ1:21でのFolkishなKeyメロいい!!この辺はNokturnal MortumやAshen Lightといったウクライナ/ロシア産Blackを思わせる。blast爆走も随所で味わえますよ!!
#4は初っ端からメロディックblast爆走!!1:29から薄っすらと入る寒々しいKeyが北欧正統派を思わせる効果を上げている!!この曲は全編通して明確なメロディアスGtが縦横無尽に活躍しているのがまた素晴らしい!!
#5はKeyのみのインスト。これもN.Mっぽさを感じるなあ。
#6も寒々しいKeyが効果的な爆走チューン!!かっこいいいい!!!
#7イントロのシンフォニックblast爆走も堪らん!!

Key入りでありながら、Keyの使い方があまりイタリー的でないところが面白い(笑)。
コールド&ドラマティックKeyが印象的なFast Melodic Black!!


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2008/06/27 23:26 | F | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
Frostmoon Eclipse 「Another Face Of Hell」
2007年 Italy

最近イタリー産多いな(笑)。あとカナダか。意識して買ってるワケじゃないんだが。
4人編成Black Metalバンドの4thアルバム。全10曲45:06。メイニアな方はご存じかと思うが、同名Black Metalバンドがドイツにもいた(こちらは現在既に解散)。
前作3rdはかつてULVERがやったような全編アコースティック・アルバムだったが、今作では再びBlack Metalアルバムに戻っている。
blast爆走しまくるDr、Traditional Black的な薄めのGtリフ、低音域を強調した邪悪なGrim Vo、そして随所に挿入されるアコギの叙情性が特徴といえるか。
#1序盤ではディストーションGtがちょいクラシカルなメロを奏でながらblast爆走!!なかなかいいツカミだ。
#3、5、6など、blast爆走で始まる曲がやや同じようなマンネリ感を感じるので、も少しアレンジなど工夫してみては如何か?しかし#5中盤のメロディックblast爆走はなかなかよい!

全体的に、むやみやたらにアコギを導入し過ぎの感が無きにしもあらずだが、アコギが嫌いな人でなければ特に気になるほどのことではないだろう。
また、個人的には2ndがかなりハイクオリティだった印象があり、今作はそのインパクトを超える出来ではなかったことが少々残念。だが、ファンを失望させるということはないと思う。
更なる成長を望みたいアコギ入りFast Melodic Black!!


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2008/06/21 16:43 | F | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
FARSOT 「IIII」
2007年 Germany

ん〜実に購買意欲をそそらないジャケだ(爆)。
しかし試聴してみたところ、なかなか自分の好みっぽい感じだったので購入。
Key入りツインGt5人編成(BaがKey兼任)Black Metalバンドの1stアルバム。全7曲42:35。
メンバー全員が3818.wだのPi: 1T 5rだの、変な記号のような名前を持っている。
#1は独逸産にしてはやや乾いたGtリフと爆走リズムで幕を開ける。しかしすぐに独逸らしいメロウなGtフレーズが絡みつく!うん、ばっちりメロディック爆走していてカッコイイ!!VoはLow Growlというほどではないが、低音域中心のGrim Vo。初期Dark Fortressにも近いスタイルだな〜と感じたのだが、どうやらD.FのV. Santura氏がミックス&マスタリングを手掛けているらしい。道理でな(笑)。
#2はよく分からん1分強のSE。
#3も爆走チューン!!イントロからメロディック爆走!!うぶおっコレかなりカッコイイ!!さらに0:27からのメロ展開に悶絶!!ウキイイイイイーーーっっ!!!しかし中盤はミドル〜スローな展開に。それでも聴かせるパートはしっかりとあり、ダレることはないが。後半再びメロディック爆走!!
#4もよく分からんSE(笑)。曲間にこういう音を挟みこむアルバム構成のようだ。
#5はクリーントーンGtを絡めたスローテンポで始まるが、哀愁Gtメロがしっかりあるので退屈しない。2:14から爆走!!さらにメロディックGtが絡みつく!!イイ!!クリーントーンスローパートとメロディック爆走を上手く交互に配した曲構成となっている。
#6も例によってインターミッションだが、今度は美しいアカペラ女性Voによるものだ。
ラスト#7は爆走あり、ミドル〜スローパートあり、美しいピアノ・ソロパートありと、場面転換の多い聴き応えのある曲だ。なんと20:40の超大作!!しかし長いなりに考えられた曲構成になっていると思う。ミドルパート8:37あたりから除々にテンポが速くなり、疾走〜blast爆走になるパートなどは実にスリリング!!

マイスぺにはBlack Metal/Progressiveとあるが、個人的にはあまりプログレっぽさは感じなかった(大作#7が強いて言えばプログレ的か)。
普通にGerman Fast Melodic Blackと呼んでも差し支えない音だと思う。


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2008/06/01 22:38 | F | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
Flame of War 「Europa; Or, The Spirit Among The Ruins」
2008年 Poland

Njord氏(Gt、Dr Programming、Effects、Vo)とStrzygon氏(Vo)による2人編成Black Metalプロジェクトの2ndアルバム。全6曲49:48。#2、3、6が10分前後の大作チューンだ。
#1は暗く沈み込むような、それでいて美しさもあるイントロダクション。この感じはDepressive/鬱系か?と思わせる雰囲気の曲だ。
#2もAtmosphericなKeyとスローな感じのGtから始まる。1:38からGtがメロディを奏で始め、Drが入る。2:30から爆走!!しかしスネアの音が弱めで、迫力が感じられない(汗)。本編はミドルテンポで、部分的にblast爆走が入る構成。Voは低音吐き捨てタイプで、ほとんどLow Growlといってしまってよいだろう。Gtは若干Primitive寄りでありながらもメロディアスなフレーズを奏でる。聴いてて実に心地よい。8:14から泣きだすGtメロもイイ!!
#3もペラペラした(笑)メロディアスな爆走Gtイントロがカッコイイ!!ひたすらメロディック爆走&疾走チューン!!このメロウな爆走Gtを聴いてると、90年代半ばのNapalm RecordsのBlack Metalバンド群を思い出すなあ。ABIGORとかHEIDENREICHとかSIEBENBURGENとか、初期Dismal Euphonyとか。あとは1stのTODTGELICHTERにも近いかな。
#4はクリーントーンGtのみのインスト曲。ダークでメランコリックな味わいを醸し出している。
#5もメロディック爆走チューン!!しかしやっぱDrにパワーが欲しいなあ……。打ち込みだと仕方ないのか?カッコイイのに勿体ない!終盤ではスローテンポに。
#6は全編スローテンポのDepressiveな曲。イントロのGtが中期BURZUMっぽい。

疾走&爆走パートがあるにもかかわらず、全体的に暗欝としたDepressiveなオーラが感じとれる(ジャケの印象のせいもあるか?)。
スネアの音がもっと前面に出れば、よりカッコイイMelodic Blackアルバムになったのでは?その点が実に惜しまれる。
次作にも期待したい!!!


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2008/05/06 10:36 | F | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
Funerarium 「Valley Of Darkness」
2006年 Luxembourg

De Rais氏(Vo、Ba、Gt)とNecroshadow氏(Dr)による2人組Black Metalユニットの2005年リリースの1st DemoをCD化したもの。ただしこちらは収録曲がDemoより1曲少ない。ちなみに同名のBlack Metalバンドがフランスに2つ存在する。
#1は風の音のSEから始まる。初期BURZUMを彷彿とさせるRawでありながらもメロウなGtリフ。坦々としたミドルテンポ。厭世的でメランコリックな作風。
#3は序盤はやはりミドルテンポだが、0:41からアップテンポに。その後ミドル〜スローとアップテンポが繰り返される。3:18からblast爆走!!スネアの音が迫力に欠けるのがやや残念か。
#4は7分を超えるインスト曲。イントロの坦々としたミドルテンポ+メランコリックなメロが印象的。2:11からメランコリックに2ビート疾走!!3:47でミドルに戻り、あとはラストまで坦々とこの調子。
#5はもろにBURZUMライクなイントロが印象的。序盤はやはりミドルテンポだが、0:47あたりから盛り上がる。ここのメロウなGtフレーズはなかなかカッコイイ!4:19でのメランコリックGtもいいアクセントになっている。
#6は初っ端から2ビート疾走!!1:01でblast爆走!!1:28で2ビートに戻る。その後もblast爆走が挿入される。3:43で小休止しその後ミドルテンポになるが、5:05からblast爆走復活!!本作中、最もエキサイティングな曲だ。とにかくほぼ全篇疾走!!
ラスト#7は#5のイントロに似た感じのメランコリックなインスト曲。哀愁漂うGtメロがよい!!

初期BURZUMのMisanthropicな音を求める方におススメ!!


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2007/01/02 21:29 | F | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
Fearbringer 「Simula et dissimula」
2005年 Italy

Fearbringer氏による一人Black Metalプロジェクトの3rdアルバム。Live時にはセッション・メンバーが2名ほどついているようだが、正式メンバーとしてカウントしてよいのかどうかよく分からない(汗)。
ジャケの雰囲気はいかにも極悪Raw Primitiveといったイメージを喚起させるが、実際の音はちょっと違う。まあFastでアグレッシヴなBlackには違いないのだが。
#1はどこかオリエンタル?な雰囲気のイントロダクション。「オ〜オ〜」という詠唱が印象的。
#2は爆走Fast Black!!ただ意外なことに、Primitive系のジャリジャリしたリフではない。Voは化鳥系高音Grim Voiceではなく、どちらかというと中低音で吐き出すDeath MetalよりのVoスタイルだ。Low GrowlというほどHeavyではないが。さらに意外なのが、爆走途中1:09からの低音クリーンVoによる詠唱パート!!Pagan的でもある。2:16からのGtリフはほのかにメロディアスだ。3:46からの薄メロ爆走パートはカッコイイ!!終盤で再びPaganチック詠唱+爆走!!
#3も#2同様、爆走Fast Blackに詠唱パートを絡めたタイプの曲だ。
#4は前半薄メロGt+スロー〜ミドルテンポの曲調。後半3:22あたりで溜めて溜めて、3:45からお得意の詠唱爆走Black!!
#5〜7も詠唱入り爆走チューン!!特に#7はFast Melodic Blackとしてもなかなかの佳曲だと思う!!
#8はメロディアスなGt+詠唱が印象的な2分強のアウトロ的スローチューン。
ボートラ#9〜11はライヴ曲で、いずれも1st収録曲。#9、10もやはり詠唱入りFast Blackで、本編と比べても曲調に全く違和感がない。音楽性に変化なしというコトですね。#11はイントロのKeyが異色だが、本編は他曲と同様(笑)。観客の声が聞こえないのが不思議。いないのかな(爆)。


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2006/09/30 18:07 | F | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
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